オクユキフクロイ

モデルコースModel Course

Model Course 02
ディープな袋井グルメ

おもろ、たまごふわふわ、
人情溢れる居酒屋。
ワカモノもハマる袋井の夜。

独自の食文化が息づく袋井。豚足を煮込んだおもろ、東海道袋井宿の名物を現代に再現したたまごふわふわは、一食の価値あり。また、個性豊かで長く愛される居酒屋もたくさんあります。チェーン店にはない、ディープで楽しい味に出会いませんか?

01とろっとろの「おもろ」を味わう

「おもろ」が生まれた店、しみきん

「おもろ」とは、とろとろになるまで煮込んだ豚足。袋井のソウルフードとして、市内の多くの飲食店で味わえます。かつて袋井には東洋一と呼ばれた家畜市場があったため、その豚足を利用できないかと考えた料理と言われています。今回訪れたのは、その「おもろ」発祥の店であり、60年以上の歴史を持つ名店「しみきん」。気さくな大将と女将さんに「おもろ」の歴史や食べ方を聞きながら、初めてのおもろ体験をしてみましょう。

えっ!こんなに食べやすいの?

煮込まれた「おもろ」はとても柔らかく、箸を軽く当てるだけでほどよく崩れます。食べると、溶ろけるような食感で、味も意外にさっぱりとしていてクセがありません。マスタードなどの調味料がアクセントになり、いくらでも食べれてしまいそうです。

他にも初めての
うまいものがいっぱい!

しみきんでは「おもろ」以外にも、今まで経験したことがないような美味しさにたくさん出会うはず。タレや味噌の味わいが独特で、たちまちファンになってしまいます。1個丸ごとのピーマンにジューシーな肉が詰まった「ピーマンの肉詰め」、軟骨の最も柔らかい部位を使った「なんなん」は特におすすめ。

02江戸時代の味「たまごふわふわ」!

袋井宿の人気料理が現代に復活

「たまごふわふわ」は江戸時代に、武士や豪商などのセレブが口にした袋井宿名物。大阪の豪商の旅日記に袋井宿で「たまごふわふわ」を食したという記録が残っています。養鶏が盛んだったことから、卵料理が名物になったと考えられています。その「たまごふわふわ」が江戸時代の料理本を参考に、試行錯誤のうえ復活。現在、袋井市内の飲食店で食べることができます。

たまごとだし汁だけで、
この美味しさ!

ふたを開けると、まさにフワっと膨らんだたまごに思わず感動!熱々のたまごの下には、だし汁がたっぷり入っていて、たまごの甘さをきゅっと引き締めます。シンプルだけど味わい深く、これを考えた昔の人のアイデアに感心してしまいます。実力派の名物料理にきっと大満足するはずです。

袋井らしい味を楽しめる
「とりや茶屋」

今回訪れた「とりや茶屋」は、大将の地元愛がそのまま料理に表れる名店。たまごふわふわを手間のかかる江戸時代の作り方で提供してくれるほか、遠州灘や浜名湖の厳選した魚介の刺身や、希少な三ヶ日ポークを使ったトンテキなど、地元の本当に良い素材を手間暇掛けて調理してくれるからどれも絶品です。

たまごふわふわを
食べられる店

  • 遠州味処 とりや茶屋
  • 袋井温泉 和の湯

03みかど横丁に行ってみた!

人情溢れる飲み屋街「みかど横丁」

人と人の触れ合いが温かい袋井の居酒屋。その中でも特に人情豊かなスポットと言えば、昭和の雰囲気を残す飲み屋街「みかど横丁」。袋井駅北口周辺の飲食店が多いエリアから少し離れるものの、充分に歩いて行ける距離で、2軒目、3軒目の店としてもおすすめです。

扉を開けて飛び込んでみよう!

7つのお店が軒を連ねる「みかど横丁」。1店舗あたりのスペースが小さいので大人数では入れなかったり、満席だったりするけど、その分女将さんや他のお客さんと距離が近いことが大きな魅力。ガラッと扉を開けて「入れますか?」と聞いてみましょう。初めてのお客さんも温かく迎えてくれます。

「みづき」で横丁デビュー

今回入ったのは一番突き当たりのお店「みづき」。気さくな女将さんとの会話で、最初の緊張感が嘘のように溶けて、くつろいで飲んだり食べたりできます。カウンターの常連さんからも話しかけられて、人生の先輩たちにいつのまにか可愛がられるのも「みかど横丁」のお約束。とても満ち足りた気分で夜が更けていきます。

みかど横丁のお店

  • みづき
  • かがり火
  • やまもと
  • おかめ
  • あいりん
  • はまちゃん
  • すずめ
  • みづき
  • かがり火
  • やまもと
  • おかめ
  • あいりん
  • はまちゃん
  • すずめ

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