オクユキフクロイ

モデルコースModel Course

Model Course 01
自分磨きの女子旅

遠州三山で心と向き合い、
忙しい日常をリセット。

いつの時代も人の心の拠り所になっている場所、それが可睡齋、油山寺、法多山尊永寺の遠州三山。参拝だけでなく、じつは修行体験ができたり、貴重な文化財に接したりと様々なことができます。知れば知るほど、行けば行くほど気づくことがある。そんな名刹で心をリセットしませんか?

01秋葉総本殿 可睡齋で
坐禅体験

悠久の時が流れる可睡齋

600年を超える歴史を持ち、徳川家康とも深いつながりを持つ可睡齋では目に映るものすべてに心が動かされます。四季折々の草花が息づく10万坪の境内には25の建物と40の拝観箇所があり、すべてをじっくりと巡ると数時間はかかる・・・それくらい見応えがあります。

いざ座禅体験!

可睡齋では雲水と呼ばれる修行僧が365日行っている「坐禅」を気軽に体験することができます。普段、仕事で忙しい方や、悩み事を抱える方が心を整えるために参加されているそう。半畳ほどのスペースで壁に向かって坐り、ゆったりと自然な姿勢を取ります。

身も心もスッキリ!

肩を木で打つ警策(きょうさく)は、聖僧様からの励ましとしていただくもの。右肩をとんとんと叩かれたら、合掌のまま首を傾け、警策を受けます。坐禅の時間は45分程度。姿勢を正し、呼吸を整えて、ただ坐り続けるだけで、不思議なほど心がスッキリします。

季節のイベントも
見逃さずに楽しむ!

可睡齋では、ひなまつりや風鈴まつり、紅葉ご利益めぐりなど、様々な季節のイベントが開催され参拝者を楽しませてくれます。その季節にしか見られない華やかな催しを楽しみましょう。

02目の霊山 油山寺で
自然散策&健康祈願

目の霊山 油山寺に到着!

油山寺は可睡齋から車で10分程度で到着します。正式には医王山薬王院油山寺(いおうざんやくおういんゆさんじ)と言い、701年に行基大徳によって開山されました。749年に孝謙天皇が眼の病気を患った際に、境内を流れる「るりの滝」の霊水で眼を洗ったところ、病気が治ったと伝えられています。その後も、歴代の天皇や大名から信仰を受け、眼病平癒のお礼として寄進された建築物が残っています。現在も眼を守ってくれる仏様を祀るお寺として、全国から多くの参拝者が訪れています。

奈良時代から変わらない風景

油山寺の魅力は何と言っても、自然とお寺が一体になった風情。山全体が油山寺の霊域です。山門をくぐり、木々が生い茂った森の中を、本堂を目指しててくてく歩きます。途中は草花や小川、るりの滝など、思わず立ち止まってしまう風景の連続。奈良時代から変わらない姿をとどめているそうで、この場所に蓄積された時間の重みに思わず背筋が伸びます。

自然と文化を感じながら散策

広い境内には、由緒ある建造物や文化財など、たくさんの見どころがあります。かつて掛川城の大手門であった山門、源頼朝が眼病平癒のお礼として建立した薬師本堂と三重塔など、歴史の中をタイムスリップしたような感覚になります。また、1万年前の姿を留める森林ではリスやムササビなどに出会えるかもしれません。

03法多山 尊永寺で
凛とした空気に包まれる!

厳かな空気が流れる法多山尊永寺

厄除け観音として有名な法多山尊永寺。厳かで凛とした空気が漂う境内には、仁王門をはじめ、4つの重要文化財があります。厄除け団子を食べたり、門前に連なるのお店を覗いたり、カフェで美味しいコーヒーでリラックスしたり、参拝以外の楽しみも充実しています。

石段を上って荘厳な本殿でお参り

長い階段を息を切らしながら上りきると、一気に視界が広がり荘厳な本堂がお出迎えしてくれます。まずは本堂に進んでお参りを。厄除け開運のご利益があるとされています。本堂の隣では、お守り袋やおみくじが販売されています。お守り袋は、数10種類の中からお気に入りのデザインを選ぶことができます。

女性の守り神、二葉神社で願掛け

下りのルートの途中に、かつて浜松市内にあった二葉遊郭から法多山に移築された二葉神社があります。ここは 芸者、茶屋などで働く女性の守り神として信仰され、現在でも働く女性の守り神として商売繁盛、人気上昇、心願成就にご利益があるとされています。「結縁乃帯(けちえんのおび)」と呼ばれる色鮮やかな帯に願い事を書いて奉納することもできます。※結縁乃帯はお守りの販売所で購入します

最後はやっぱり厄除団子

頑張って歩いた後は、だんご茶屋で一服を。法多山名物の厄除けだんごは、江戸時代には幕府に献上されていた由緒正しきスイーツ。素朴であっさりとした甘さに疲れが癒されます。茶だんご、さくらだんご、栗だんごなどなど、期間限定の団子も販売されるので、販売時期に合わせて参拝するのもおすすめです。

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