「たまごふわふわ」は、袋井市内の飲食店で提供されている江戸時代の再現料理です。
1813年に記された、大阪の豪商の旅日記に袋井宿で「たまごふわふわ」を食したという記録が残っています。
また、1626年に京都二条城にて開かれた将軍家の饗応料理の献立の一品であったという記録(岩波書店「日本料理事物起源」)もあり、武士や豪商などが食した高級料理で、この「たまごふわふわ」を、江戸時代の料理本を参考に、試行錯誤のうえ再現しました。
材料のベースはたまごとだし汁だけととてもシンプルですが、味付けや具材にそれぞれの店の個性が生かされています。
また、たまごふわふわチーズケーキなど創意工夫した創作メニューも人気です。
各ご家庭でも、たまごふわふわが味わえます♪
参考レシピをご紹介!お好きなアレンジでお楽しみください!!
材料(1人前)
・だし汁(こんぶ、しいたけ、かつおぶしなどお好みで) / 200cc
・卵 / 1個
・塩 / 小さじ1/4
・薄口しょうゆ / 大さじ1/4
・こしょう / お好みで
・みりん / お好みで
・その他 / 家にあるものを具材としてお好みで
作り方
①だし汁に、塩、しょうゆ、(こしょう)を加えてすまし汁を作り、180cc(A)と20cc(B)にわける。
②鍋にAのすまし汁を入れ、ふたをした状態で火にかける。
③ボールに卵とBのすまし汁、(みりん少々)を入れ、ハンドミキサー(泡だて器)でクリーム状になるまでよくまぜる。(最低4~5分)
④②が煮立ったら火を止め、鍋のふちから③を一気に流し込み、ふたをして蒸らす(この時、ふたが冷めないよう、あらかじめ暖めておくと、上手に蒸らすことができる)。